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たまに本とかトホホな日常について
マッドマックス 怒りのデス・ロード
鑑賞日: 7/1
おススメ度 ☆☆☆

メル・ギブソンのマッドマックスを監督した人(ジョージ・ミラー)が自ら新しく撮った作品だって。
今作のマックスは意外とそんなにマッドじゃなかったような。素でキてる?メルギブと比べてもしょうがないんだけど。どっちかっていうと片腕の女戦士フュリオサ(シャリーズ・セロン)の物語だよな~これ。登場人物がみんな目をギラギラさせてる中でマックスが一番細目だし…。
でもですね、予告編でもやってるけど、親指を立ててGood!の合図をするシーンが、なんというか、さりげないような照れてるような、とにかく私的にがっつりわしづかまれ!だったので、マックス役トム・ハーディはリスト入りだな。「この人が出てたら見る」リスト。
過去の出演作は何本か見てるはずだけど「ダークナイト・ライジング」は顔がよく見えなかったし、「裏切りのサーカス」は爆睡して話すらほとんどわかんなかった…。最近はヨゴレキレイみたいな俳優が多い中、珍しく荒削りな雰囲気を醸す男だと思うんだ。これからこれから。

アクション映画としては車やバイクがどっかんどっかん爆発したりひっくり返ったりするのがすごいぜっ。本物だよCGじゃないんだよこのご時世に。3D&ドルビー7.1で見たから迫力倍増!画面からなんか飛んできたらそりゃよけちゃうって。う~ん続編作ってくれ。でもってマックスもっともっとブチ切れる!の巻に期待。

追憶と、踊りながら
鑑賞日: 6/24
おススメ度 ☆☆☆

あれ?いつの間にかだいぶ日が経ってる…。てなわけで3館ハシゴした日の3本目。

ひとりの中国人女性がロンドンの介護施設で暮らしてる。この人には時々訪ねてくる息子(亡くなった旦那さんが中国人とフランス人の血を引いてたとかで、かなり美形)がいて、英語が全くできないお母さんは息子と一緒に暮らせる日を心待ちにしてるけど、友達と住んでる家が狭いからとか何とか言い訳するばっかでなかなかうんと言ってくれない。それは、息子はゲイで、お母さんには友達だって言ってるけど実はボーイフレンドと同棲してるのからなのでした。そのボーイフレンド(ベン・ウィショー)は、お母さんに本当のこと言って3人で暮らそうよって何度も恋人を説得しようとするんだけど、どうしても言えないでいた、そんな矢先息子が交通事故で亡くなってしまいます。で、ボーイフレンド君は、友達の中国人の女の子に通訳を頼んで何とか彼のお母さんと意思疎通しようとするんだけど…って話。

ベン・ウィショー君も恋人役のアンドリュー・レオン(映画デビュー作なんだとか)もキレイなので、普通の人でもまあ違和感なく見れそうな感じ。

まだ60代のお母さんは施設に入居しているお年寄りの中ではかなり若い方で、ボケてるわけじゃないし病気でもないんだけど、言葉がわからなくて自分では何もできないからやっぱり1人では暮らせない状態なわけだ。要するにゲイカップルにとっても親の介護は切実な問題なんだ…。ってことをとても美しく抒情的に描いた映画。(こう言っちゃうと身もふたもないか。)