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たまに本とかトホホな日常について
「ブレードランナー」リメイクプロジェクト進行中
昨日の記事でロイ・バッティをぺたっとしたので思い出したんだけど、なんと「ブレードランナー」、2018年1月全米公開に向けてリメイクプロジェクトが進行中らしいよ…って会社の映画好きの人が教えてくれたの。彼女はライアン・ゴズリングの大ファンだそうで。てことでIMDbに直行だ!

ほ~。
プロジェクトの初期にはリドリー・スコットが監督をすることになってたらしいが、撮影開始が近づくと、スコットは監督を降り、プロデューサーになると言ったとか。なぜかというと、他の作品、「プロメテウス」の続編とか、「オデッセイ」とかのためらしい。
今出演者としてクレジットされてるのが、ライアン・ゴズリングとハリソン・フォード(デッカード)。監督はDenis Villeneuveだって。誰それ?監督作を見たことはない人だな。

……複雑……。 あの名作をリメイクとは!あんた思いっきり映像にこだわりまくって作ったんちゃうんかいリドリースコット!みたいな。
多いよね~リメイク。わたくし長年映画やドラマを見続けてるもんで、ネタが一巡したんだなってわかるわけです。もちろん劇場公開作の大半はマーケットとして若い人向けに作ってるわけですから、オールドファンなんぞおよびでない。
あああ~すでにがっかり…。ハリウッドのクリエイターのクリエイティヴィティはどーなってんだっつの。てかやっぱお金の力にはかなわないか。

でもまあ、先週見た「X-ミッション」みたく成功する例もなくはないから。くっすん。期待しないで待ってる…

ブラック・スキャンダル
見た日: 2/24
おススメ度 ☆☆

ジョニー・デップがアメリカ史上最悪と言われる犯罪王を演じた映画。映画が事実を超えてない実話ベースの物語がまたひとつ。ブルーのカラーコンタクトをしたジョニデが気色わるくて全然入れなくて(もちろんメークで別人になってるのはわかるんだけど)、退屈になってけっこー長いこと寝ちゃった。終わる前に目が覚めたけど話よくわかんなかった。

カリスマを感じなかったんだよねえ、ジミー(ジョニデ)に。なんでも地元のおばあちゃんなんかに「彼のアイス・ブルーの目を見ると吸い込まれそうな気がした。」とか言われちゃうような人だったらしいよ?ものすごいワルなのに。それをカラコンでどうにかしようとするなんて…はっきり言ってジョニデはミスキャストだったんじゃ?他はいい面構えの人たちが揃ってるのに。てか映画がつまんないのは監督の責任だけど。

カリスマってのはこーじゃなきゃ!
吸い込まれそうなブルーの瞳のワルその①
1967年「暴力脱獄」よりルーク(ポール・ニューマン)
CoolHandLuke_030Pyxurz.jpg

吸い込まれそうなブルーの瞳のワルその②
1982年「ブレードランナー」よりロイ・バッティ(ルトガー・ハウアー)
roy batty

サンプルが古くてすまん、何しろオールドファンなもんで…。
でも「暴力脱獄」&「ブレードランナー」、どっちも傑作ですから。
X-ミッション
おススメ度 ☆☆☆☆

いや~凄かった!究極にエクストリームなシーンの連続でハラハラドキドキ、もうお腹いっぱい。大自然!の絶景!!のなかでモトクロスしたり、山みたいにでかくて高い波でサーフィンしたり(あんな波が砕けたのに巻き込まれたらマジで溺れるって)、山のてっぺんからモモンガスーツで滑空したり(それも崖と崖の間を4人で並んで)、滝の横の崖を素手で登ったり(もちろん命綱なし)…跳び箱すらろくにとべない私にとっては完全に別世界。3Dで見て大正解だった!こんなすごいのCGなしで見せてくれてありがとう。てか絶対頭どうかしてるこの衆等(しら)…

1991年「ハートブルー」のリメイクなんだって。あっちは主にサーフィンだけど、本作は世界を股にかけて陸・海・空で暴れまくってます。オリジナルを超えてるよ間違いなく。

uta.jpg
ユタ役のルーク・ブレイシー
ちょっとジョン(・ボンジョヴィ)似のハンサム
ウルフ・ホール
おススメ度 ☆☆☆☆

BBC製作による16世紀の英国を舞台にした歴史ドラマ。もとは6話のミニシリーズらしいんだけど、AXNミステリーの放送ではなぜか4話になっていた。
鍛冶屋の息子、つまり低い身分の生まれではあるものの、何か国語も話せて頭がよく商売上手なトマス・クロムウェルが、偉い枢機卿の右腕となり、枢機卿が失脚した後はヘンリー8世の秘書となってその政治手腕を活かし出世していくという話。
こんな地味な人が主人公?と思ってしまうんだが見たら面白かった。出てくる人物がリアルで、衣装や美術も美しい本当によくできたドラマ。ホントにね、主人公のクロムウェルがいいの。あの手この手を使って政敵をやっつけてるように見えてその実、枢機卿を貶めた人達に復讐してるわけです。と思う。純情かつとんでもなく腹黒い男…。
演技っていうのは「熱演」すればいってもんじゃないんだよっていういい見本でもあります。1話目からがっつりつかまれたよ。いや~見応えあるわ~。

イギリス人の信心深くなさは600年前も前から始まってるんだ~と思った。要するにこの時宗教より下半身の事情を優先したわけであります、王様が率先して。ほほ~。

てなわけで今回はおっちゃんウォッチングの巻。
Wolf-Hall-Long-Lead-Trailer-02.jpg
左:トマス・クロムウェル 右:ヘンリー8世(ダミアン・ルイス)
エージェント・ウルトラ
見た日: 2/17
おススメ度: ☆☆☆

昨日は有休取って映画見に行った、その2本目。
ジェシー・アイゼンバーグ(「ソーシャル・ネットワーク」とか)がコンビニで働くマリファナ中毒?のグダグダな若者、実は合言葉で起動されたとたん凄腕の殺し屋にヘンシーン!ってキャラを演じた映画。
同じ系統だったら「キック・アス」の勝ちかなっ。

アイゼンバーグはオタクのイメージが濃いからあんまりそうは見られてないかもだけど、けっこうハンサムだと思うよ?でもキックアスのアーロン・テイラー・ジョンソンはキックアス→クイックシルバーですから。はい別人!みたいなカッコよさ…ナイスバディ(死語)だし…

オデッセイ
おススメ度: ☆☆☆☆☆

スキです私はこの映画。お願いお願いワトリーを地球に連れて帰って!!ってなるよ絶対。監督はリドリー・スコット。これでもかってぐらい映像で見せる人なわけですが、リアルによくできてる。表面に雲をまとった青い地球が太陽に照らされてるシーンは本当に美しい。でも原作The Martian({火星の人」)も面白そう。
ああ人間は本当に火星に行くつもりでいるんだなと、それもそう遠くない未来に、と思いましたです。

火星は無理でも、宇宙旅行(大気圏外へ出る)ってしてみたいな~

残穢 住んではいけない部屋
見た日: 2/10
おススメ度: ☆

星1つだけど決して駄作というわけではない。今まで見た中で最怖!!!何しろ怖すぎてクライマックスのあたり全然画面見てないし。(ずっと顔を伏せて音だけ聴いてた)マジで泣きそうだったわ…いや、こんなの見に行ってしまった私が悪うございました。
謎解きをしてるうちはまだミステリータッチで見れてたんだけど。でも一緒に行った友達は面白かったと言ってたのでホラー映画?としてはよくできていたんだと思います。

しかしだね、こんなの誰得?って感じの本当に後味悪い物語なんだよね。言っとくけどおススメしないよ?

パディントン
見た日: 2/3
おススメ度: ☆☆☆

礼儀正しい熊がペルーのジャングルからロンドンにやってきて家族を見つけるという、心温まるファンタジー。
お父さんは、見てないけど「ダウントン・アビー」の伯爵様の人。私はお母さんのファッションがかわいいと思ったな。
007のQことベン・ウィショー君がパディントンの声やってるから見てみたの。パディントンはとっても好青年なんだけど、かなり見た目がリアルなんだわ。だからね、カワイイっていうのにはちょっと無理があってね…

ところでお隣さんのカリー氏をやってたピーター・キャパルディって、1980年代にはヒュー(・グラント)様とキャラがかぶるようなアイドルっぽい扱いだったんだよ~?最近はヤな奴で見ることが多いけど。