見た日: 4/4
おススメ度 ☆☆☆☆
今年は劇場公開作ではまだこれ、っていう面白い映画に出会ってない。そんな中、公開当時見逃してたのをケーブルで見たら結構面白かったので書く。なんかゆるい感想ばっかだからな~最近。今回は激アツだぜっ!
この映画、私が常々ハリウッドのアクション映画について持ってた不満をぶっ飛ばしてくれた!というのも、普通のアクション映画のファイトシーンて、ダンスの振り付けみたいにクルクル回るよねたいてい。だけどさ、敵に背中を見せたら後ろ頭をズコッとやられて一巻の終わりじゃん。バカじゃね?ハリウッド。ってずーっと思ってたわけ。いや見せ方の問題だってのはわかってるんだけど。しかしこの映画はそんな軟派な真似はしない。背中向けたが最後、羽交い絞めにされて首を折られそうになるからもう死に物狂いで体位を入れ替えようとするんだよ。しかもですね、キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックは銃の名手でですね、一発必殺、基本頭狙いでガンガン敵を倒してくのがもう痛快で痛快で!!しかも頭以外のところに当たった相手はたいてい戦闘意欲を失うので普通はほっとくと思うけど、ウィックさんてばすかさず頭にぶち込んで必ずとどめを刺すんだよ~楽しいったら!!…私どっかヤバい?
とにかく今までとは一味違うアクション映画を作るぜ!てっていう製作者の志を感じる。登場人物たちがそれぞれ裏稼業のプロっていうプライド持ってる感じでおもしろいし。でもって車を盗まれたウィックが訪ねていくガレージ(盗難車専門?)のオーナーはとってもオシャレな衣装を身に着けたジョン・レグイザモだし、ウィックの親友スナイパーはウィレム・デフォーだし、ウィックみたいな裏稼業の仕事人御用達のホテル(そこでは絶対に仕事しないこと、っていう掟がある)の支配人はドラマ「フリンジ」のボスの人だし、ダメおやじなロシアンマフィアのボスはスウェーデン版「ミレニアム」3部作で新聞記者ミカエルをやった人だし。キャスティングも秀逸な快作であった!
は~この映画のパンフレット欲しかったな~
ウィック X わんこ こんなコを手にかける奴は鬼。ウィック怒って当然

ウィック X スナイパー とてもそうは見えない普通のコート着たおじさん(ウィレム・デフォー)

今度のジョン・レグ(イザモ)は伊達男vvv

支配人 ※2017/7/12訂正 この人物はコンシェルジュでした。

てなわけで、意外と人気作だったのか、2作目「ジョン・ウィック: チャプター2」が来月公開予定。今度は劇場で見よう。
以下ネタバレです。取扱いにご注意ください。
おススメ度 ☆☆☆☆
今年は劇場公開作ではまだこれ、っていう面白い映画に出会ってない。そんな中、公開当時見逃してたのをケーブルで見たら結構面白かったので書く。なんかゆるい感想ばっかだからな~最近。今回は激アツだぜっ!
この映画、私が常々ハリウッドのアクション映画について持ってた不満をぶっ飛ばしてくれた!というのも、普通のアクション映画のファイトシーンて、ダンスの振り付けみたいにクルクル回るよねたいてい。だけどさ、敵に背中を見せたら後ろ頭をズコッとやられて一巻の終わりじゃん。バカじゃね?ハリウッド。ってずーっと思ってたわけ。いや見せ方の問題だってのはわかってるんだけど。しかしこの映画はそんな軟派な真似はしない。背中向けたが最後、羽交い絞めにされて首を折られそうになるからもう死に物狂いで体位を入れ替えようとするんだよ。しかもですね、キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックは銃の名手でですね、一発必殺、基本頭狙いでガンガン敵を倒してくのがもう痛快で痛快で!!しかも頭以外のところに当たった相手はたいてい戦闘意欲を失うので普通はほっとくと思うけど、ウィックさんてばすかさず頭にぶち込んで必ずとどめを刺すんだよ~楽しいったら!!…私どっかヤバい?
とにかく今までとは一味違うアクション映画を作るぜ!てっていう製作者の志を感じる。登場人物たちがそれぞれ裏稼業のプロっていうプライド持ってる感じでおもしろいし。でもって車を盗まれたウィックが訪ねていくガレージ(盗難車専門?)のオーナーはとってもオシャレな衣装を身に着けたジョン・レグイザモだし、ウィックの親友スナイパーはウィレム・デフォーだし、ウィックみたいな裏稼業の仕事人御用達のホテル(そこでは絶対に仕事しないこと、っていう掟がある)の支配人はドラマ「フリンジ」のボスの人だし、ダメおやじなロシアンマフィアのボスはスウェーデン版「ミレニアム」3部作で新聞記者ミカエルをやった人だし。キャスティングも秀逸な快作であった!
は~この映画のパンフレット欲しかったな~
ウィック X わんこ こんなコを手にかける奴は鬼。ウィック怒って当然

ウィック X スナイパー とてもそうは見えない普通のコート着たおじさん(ウィレム・デフォー)

今度のジョン・レグ(イザモ)は伊達男vvv


てなわけで、意外と人気作だったのか、2作目「ジョン・ウィック: チャプター2」が来月公開予定。今度は劇場で見よう。
以下ネタバレです。取扱いにご注意ください。
ロシアンマフィアの下で働く凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、足を洗って病院に入院している奥さんを看病している。でも奥さんが亡くなってなってしまい、途方に暮れているところに、一匹のわんこが届く。ビーグルの子犬でカワイーの!そのわんこは、奥さんが「あなたには愛するものが必要よ」って言って残していった、最後の贈り物、いわば形見みたいなもんだったわけです。そのわんこを助手席に乗せて車で出かけたウィックは、ガソリンスタンドでロシア人の若者に出会うんだね。そいつに「いい車だな」とか言われたその夜、ウィック宅に強盗入って、ウィックはボコボコにされわんこを殺され(!!)、車を盗まれてしまう。強盗の正体はもちろん、昼間出会ったロシア人の若者であった。で、そいつの父親が実はウィックが働いてたマフィアのボスなわけ。もちろんボスはウィックの腕前を知ってるし、奥さんを亡くしたことも知ってる。だから息子の命は風前の灯ってことで、殺し屋を何人も雇って先にウィックを殺そうとする。ところがどっこいそんな奴らにやられるウィックさんんじゃあありません。バッタバッタと返り討ち、死者累々。両者の抗争は次第にエスカレートしてやがて…っていう話。
最後、瀕死の重傷を負ったウィックが見つけて自分の手当するのがペット病院か保護シェルターみたいなとこで、お腹の傷口をホチキスみたいなやつでバチンバチンて止めるんだよ!ひぃ~~~って!そこでケージにいたでっかいピットブルをレスキューして(盗んで?)いっしょにお家に帰るウィックっていうところでエンドクレジット。
脚本家、犬好き?いーね!
ピットブルなら強盗とも戦えるかもね?
| ホーム |