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たまに本とかトホホな日常について
追憶と、踊りながら
鑑賞日: 6/24
おススメ度 ☆☆☆

あれ?いつの間にかだいぶ日が経ってる…。てなわけで3館ハシゴした日の3本目。

ひとりの中国人女性がロンドンの介護施設で暮らしてる。この人には時々訪ねてくる息子(亡くなった旦那さんが中国人とフランス人の血を引いてたとかで、かなり美形)がいて、英語が全くできないお母さんは息子と一緒に暮らせる日を心待ちにしてるけど、友達と住んでる家が狭いからとか何とか言い訳するばっかでなかなかうんと言ってくれない。それは、息子はゲイで、お母さんには友達だって言ってるけど実はボーイフレンドと同棲してるのからなのでした。そのボーイフレンド(ベン・ウィショー)は、お母さんに本当のこと言って3人で暮らそうよって何度も恋人を説得しようとするんだけど、どうしても言えないでいた、そんな矢先息子が交通事故で亡くなってしまいます。で、ボーイフレンド君は、友達の中国人の女の子に通訳を頼んで何とか彼のお母さんと意思疎通しようとするんだけど…って話。

ベン・ウィショー君も恋人役のアンドリュー・レオン(映画デビュー作なんだとか)もキレイなので、普通の人でもまあ違和感なく見れそうな感じ。

まだ60代のお母さんは施設に入居しているお年寄りの中ではかなり若い方で、ボケてるわけじゃないし病気でもないんだけど、言葉がわからなくて自分では何もできないからやっぱり1人では暮らせない状態なわけだ。要するにゲイカップルにとっても親の介護は切実な問題なんだ…。ってことをとても美しく抒情的に描いた映画。(こう言っちゃうと身もふたもないか。)

コメント
コメント
時代は変わったねぇー
ちす。こうゆう恋人を紹介できないネタ、昔は普通にパパママにだけだったけど、今じゃ介護問題がからんでくるんだねー身につまされる人多いだろうなー(T_T) なんつってちょっと真面目にコメしてしまった(笑)
2015/07/07(火) 09:31:47 | URL | みおっち #- [ 編集 ]
でも映画はポエム
カンボジアで生まれてイギリスで育ったという監督が、自伝ではないが、自分の母への思いを脚本にして監督したんだって。
そこにですね、同性を愛してしまった葛藤、とかはもうないわけ。夫婦のようにフツーに生活してる若い衆(わきゃーし)二人が親とどうしようって話だから。誰にとってもいつかは直面するリアルな問題だよね。

だがしかし、映画はあくまで「ポエム」なのであった。
男ってどんだけ夢見る夢子ちゃんなんだ?ってつくづく思ったわ…

2015/07/09(木) 22:10:03 | URL | むろ #- [ 編集 ]
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