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たまに本とかトホホな日常について
アウトランダーその3 キルトについて
もうちょい引っ張る「アウトランダー」ネタ。

キルトといえば、スコットランド男子の正装・盛装だね。
ここはジェイミーくんの凛々しい画像をぺたり。
Jamie-Fraser-Sam-Heughan-2.jpg

しかし同時に軍服でもあるわけなので、キルトが一番映えるのは体型、特に足腰がガッチリと太い男性なんだという。(おじいさんになって足が細くなるとキルトを卒業してズボンをはくようになるらしい。)やっぱ強そうに見えないとね!軍服だからね!
そういえば昔、映画「キング・アーサー」の時、ランスロット(ヨアン・グリフィズ)にキルトを着せようとしたんだけど、ふくらはぎが細すぎて女の子みたいに見える(笑)から却下された、ってパンフレットに書いてあったわ。ヨアンはドラマ「ホーンブロワー」でも、晩餐会に出るのに先輩の靴下を借りたら、大きくてしわがよってカッコ悪いからって干し草みたいなのをふくらはぎに詰める、ってシーンがあったな…。

今週見たエピソードでは、ホッケーのようなゲーム(今でいうホッケーのスティックみたいなやつで丸っこいボールを打ち合ってる。でも場所は競技場とかではなく、芝生というか草が生えてるお城の裏庭。)に興じているんだが、これがまあゲームとは名ばかりの格闘技みたいな。領主の弟も含めて全員が、キルト姿でヨレヨレになってた…。
(仮にこれがホッケーの原型だとしたら、ルールなんてあってないようなもんだったんだろうなあ当時。)

ところでキルトのドレスコードがいまいちわかんない。
例えば旅に出る時の装いは、上にシャツとかベストとかジャケットとかを着て、ボトムは一枚のチェックの生地をプリーツを寄せつつ皮のベルトで腰回りに巻き付けて、余った部分を肩にかけるという、たぶん伝統的なキルトの着付けをしてるっぽい。
(これがまた立体的でめちゃくちゃカッコイイ!原始的なドレスというか。順序が逆なのかなあ。肩にかけてから余った分を腰に巻き付けるんだとしたら、意外と着物の帯の結び方に似てるような気もする。今でこそボトムはスカート状になってるかもだけど、なるほど当時(18世紀末)はこうだったのか、みたいな。)
ホッケーの時は上はシャツ1枚で下はキルト。農作業の時も同じスタイル。
でもキルトの下にズボンをはいてる人もいる。寒さ対策か?
ホッケーしてても旅に出ても、たとえそこが戦場あってもですね、常にスコットランド男はキルト=1枚の布を纏っていると思ってたんだけど…男が常におおよそ膝丈スカート(状の)姿でいるってどうなの?しかも基本下着は履いてないと聞くしって…
まあでも、日本人だってついこの間まで着物だったことを考えれば別に変じゃないか。

とにかく楽しすぎる~~!!

てなわけで間違いなく今後も見るわこのドラマ。

フォックスキャッチャー
見た日: 3/25
おススメ度 ☆☆☆☆☆

「ジュピター」の前にチャニング・テイタムをちょこっと予習、のつもりで見たらすごかった。おススメ度であえて五つ星つけたけど、見終わった後決していい気分になる作品じゃないのでそこんとこ注意ね。実在の人物と事件を基にした物語だっていうんだけど、もうね、映画が事実を超えてるかもと思った…ハンパじゃないわこの監督(ベネット・ミラーって人。初めて見た)。今年見た実話ベースの作品の中では「アメリカン・スナイパー」に並ぶ傑作だと思う。
ジョン・デュポンの表現が秀逸なんだな。演じるのはスティーブ・カレル。私はこの人コメディアンだと思っていたんだけど、今作は一切笑いナシ。それなのに妙に滑稽に見えてきたりもするし…とにかく引き込まれたよ。
マジでびっくりした、この成り行き。見た後何とも言えない重苦しさと疑問にさいなまれるであろう。いやホント、事実は小説より奇なりとはよく言ったもんだ。

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
見た日: 3/18
おススメ度 ☆☆☆

ちょっと前に見た映画第2弾。

主人公アラン・チューリングは天才的な数学者。エニグマ(第二次大戦中にドイツが使った暗号機)解読に取り組むことになって、それが軍事機密だったもんだから、解読にまつわる業績は長い間明らかにされることはなかった。しかも同性愛者で逮捕されたりして…というかなり悲惨な人生を描いた物語。(でも後にコンピュータの父と呼ばれるようになったらしい。)こんな人がいたんだ…。
エニグマ解読、やったー!でもそれは絶対誰にも言えない。たとえ解読チームのうち1人のお兄さんを含む民間人500人を犠牲にしてでも…って決めた瞬間、彼のその後は決まったんじゃないかと思う。そんな重い決断を背負って正気でいられる人間はなかなかいなそうだ。
チューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチさんは天上天下唯我独尊キャラの演技がハマるね。しかし映画としては平凡かなあ。むしろ原作の伝記を読んでみたいよ。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました
見た日: 3/4 
おススメ度 ☆☆☆☆

ちょっと前に見たやつを書いとくことにしました。
有名レストランのシェフ(ジョン・ファブロー)が、オーナーともめたあげくにフードブロガーと大喧嘩してレストランをクビになり、フードトラックでアメリカ各地を移動しつつサンドイッチを売るところから出直します、っていう映画。

面白かった!でもってキューバ風サンドイッチを始めとしたアメリカのB級グルメ的な?料理がすっごいおいしそうだった!
本作の監督ジョン・ファブローは、「アイアンマン」とか「カウボーイvsエイリアン」ていう私の爆睡映画を撮った人なのでど~かな~って思ったんだよ。製作・脚本・監督&主演までこなして自主製作に近い作品らしいんだけど、大丈夫だった!あ~これが言いたかったんだなあ~ってめちゃくちゃ見直した。
ファブローのメタボ体型がそもそもシェフっぽい。さらに包丁さばきがまた機関銃みたいに早くて(もちろんスタントではなくちゃんと自分で扱ってるところを撮ってる)プロっぽかったわ。私「スウィンガーズ」は見てないんだけど、俳優になる前にレストランの厨房とかで真剣にアルバイトしたことあるのかな~。料理するシーンは見応えある。でおいしそう。あとジョン・レグイザモがいい味出してます。レストランでせっかくスーシェフに昇格したのに、一緒にやめてついてきちゃうの。ヒスパニック訛りの英語もかわいいし帽子も似合ってる!でもって音楽もラテン系でゴキゲン!
シェフがいい人で、まわりの人もいい人で、見た後さわやかになる映画なんだな~。

「アメリカン・スナイパー」の翌週に見たんだよねこれ。アメリカのあったかいところが描かれていてなんかほっとしたっけ。

アウトランダー その2
前回は全然内容に触れてなかった。コーフンしすぎたな。

全世界でベストセラーになった小説のドラマ化なんだって。へ~。
物語は第二次大戦で従軍看護婦をしていたイギリス女性が主人公。夫と終戦後に訪れたスコットランドで200年前にタイムトラベル!18世紀のスコットランドで出会った戦士ジェイミーと次第に親しくなっていきます…。(このジェイミー君が前回ぺたりとした人ね。)
なにしろ主なテーマが、知的なイングランド紳士の夫と、ワイルドなスコットランド戦士の間で揺れ動く私♡だから。少女漫画かハーレクインかっていう王道ロマンス。登場するオトコがジャガイモとか岩石じゃ話が成立しないわけです。そこで戦士役にサム・ヒューアンSam Heughanを得たことでこのドラマ勝った!!普(通)女子の黄色い悲鳴が聞こえてくるようだあ~。
主人公の女性はキレイなんだけどちょっと鼻がデカいので、根性、とか肝っ玉、とかって言葉が先に浮かんじゃうとこが残念すかね。まあ女性キャラはどうでもいっか。お兄ちゃんウォッチングだから。てなわけでこれからも見るよっ!

アウトランダー
今、私の頭の中はこの人のおかげで満開お花畑です。
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AXNにて放送中のドラマ「アウトランダー」よりジェイミー・フレイザー(サム・ヒューアン)。
は~もう気絶しそうなほどカッコイイよ…

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そしてこのベレー帽のかぶり方がまたイカス!


アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン ネタバレ編
この記事はタイトル通り一部ネタバレを含みます。取扱いにご注意ください。

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アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
おススメ度 ☆☆☆
見た日: 7/8

まあまあ面白かったかな。展開が速い早い!ってところはいい。
結構見せすぎな予告編をこれまたしょっちゅうやってるから説明不要だよねえ。頭使いたくない時に見る映画。
でもってネタバレ編につづく!